6/30にオープンした梟書茶房に行ってきました!
池袋に何時間でもまったりしたいカフェができました!
梟書茶房というブックカフェです。
池袋駅直結のEsolaの4階にあります。
私が行ったのは平日の15時頃だったので、待ち時間なく入れました。
上りのエスカレーターを降りるとすぐ左手にカフェの入り口があります。わたしはわき目もふらずカフェスペースに入ってしまったのですが、これから行かれる方は、手前の書店スペースにちょっと寄ってみてください。
シークレットな本屋さん(割引券が手に入ります)
お客さんやお店の方がいたので一部分しか撮っていませんが、このような本棚がずらっと並んでいるスペースです。
その一角にある『梟書茶房目録』を手に取ってみてください。
間にコーヒー&ケーキ300円オフのクーポンが挟まってます!
私はこれに気付かず、お店に入ってしばらくしてから「やけにシフォンケーキを頼むお客さんが多いなぁ。しかもみんなオレンジ色の冊子を持ってるなぁ…」と不思議に思っていました。これだったんですね。クーポンは2017年7月末までです。
また、この書店スペースにある本を購入すると梟ブレンド100円引きのクーポンがもらえます。本を購入する予定の方は、カフェスペースに入る前にどうぞ。こちらのクーポンには有効期限は書かれていませんでした。
ちなみにこちらの本屋さん、全ての本がブックカバーに包まれ表紙が見えず、開けないようビニールで包装されています。表紙に書かれた本の解説文を読み、購入するというシークレットな本屋さんなんです。
私、こういうの好きで…。最近Kindle本しか買っていなかったのに、帰りについつい買っちゃいました。
はい、この2冊です。
持っている本とかぶったらどうしようとも思ったのですが、そしたら誰かにプレゼントしよう、と購入。ちなみに2,000冊ほどの本があるようです。じっくり時間をかけて選んでいるお客さんが他にもいました。
家に帰って開いてみましたが…
なんと、2冊ともそのうち買おうと思っていた本でした。好みドンピシャのものを選ぶとは…。
それでは店内に入っていきましょう。
様々なタイプの客席。全部制覇したい!
客席は
- ゆったりと珈琲、食事が楽しめる"ラウンジ"
- 窓のそばで明るくのんびりできそうな"森の部屋"
- 喫煙可能なテラス席"グリーンテラス"
- 図書館の自習席のような"アカデミックエリア"
- 本棚の間に小さな二人掛けのデスクがある"図書エリア"
に分かれています。
私は一人で、その時間は比較的すいていたこともあり 、アカデミックエリアに案内されました。お一人様は基本ここか、混み始めたら図書エリアも…という感じでしょうか。
お客さんの中には席をリクエストしている方もいらっしゃいました。店員の方は丁寧にけれど気さくな接客をされていたので、相談しやすい雰囲気だと感じました。
なお、お一人様が多いアカデミックエリアでもお喋りをしている二人連れのお客さんがいる場合もありますし、図書エリアは本を取りに来た人が背後を行き来したりもします。またキッチン近くの席は店員さんのやりとりも聞こえます。ここら辺は他のカフェと変わらないので、図書館並みに静かなカフェを期待されている方はがっかりするかもしれません。私はうるさいとは感じませんでしたし、普段からカフェで読書をされている方は全然気にならないと思います。
私が行った時には、意外にもラウンジが一番静かだったような…。二人連れのお客さんが多かったのですが、それぞれ本に没頭していたようです。
アカデミックエリアを堪能!
では、アカデミックエリアをご紹介。
図書館の自習席のような空間で、4人並びの席です。衝立はないのですが、テーブルに4つのガラス板が張られているので、それで自分の席の範囲がわかります。そのガラス板の中には本がディスプレイされています。
私が案内された席は…
西原理恵子さんの『スナックさいばら』という毒舌・爆笑エッセイでした。
他の席は文学少女っぽい本がチラッと見えたのに~~~! これ、お客さん見て案内してます?と、ツボでした。※そんなことはないと思います。
『スナックさいばら』、面白かったので半分くらい一気に読んじゃいました。
この鍵が伝票です。
メニューは目の前に立てられてます。
本と珈琲のセットにしようと思ったら…。完売!! オープンしてまだ1週間経ってないのに…。残念。
ということでアイスコーヒーを。
図書エリアがすごい!ここに住みたい!!
店内MAPを手に入れずに店内に入ってしまったので、しばらく自分の席でおとなしくきょろきょろしてました…。
ネットで調べたところ1,000冊くらい本がある、とのこと。絶対本棚あるはずだよね? 恐る恐る店内を歩いてみたところ、ありました!!
本棚!そして本棚と本棚の間に、小さな二人掛けスペース!!
このゾーンがたまらなくいい感じなんです。パリとかそういうおしゃれな街の小さなアパートや屋根裏部屋の窓辺って感じ!!外を見ると、ごちゃごちゃした池袋の街なんですけどね!
ここの本のセレクト、並び方がたまらなく素敵で!! 鼻血出そうなくらい興奮しました。しばらくこのエリアをウロチョロしちゃいました。
『銃・病原菌・鉄』って、壮大なノンフィクションモノですよね。難しそうで、しかも上下巻読み切る自信がなくて手が出せない本!!こんなおしゃれな感じのブックカフェでしかも目立つように置いてあるのがたまらない!!
『就職しないで生きるには』の隣に『ぼくはお金を使わずに生きることにした』。これ、意図的ですよね?
うっわ~~~!! ありがとうございます!!『ヒナまつり』を選んでいただいて!! このシュールなギャグマンガが選ばれるとは! 意外でしたが大好きなので嬉しかったです。
『ことりっぷ』もずらっと。このカフェで友達と旅行の行き先を決めるのもありかもしれませんね。
『伊藤若冲大全』という552ページ、41,040円(税込)の大型本もありました!!
これを見た瞬間に「あ、そういう使い方もありか」と、読む本を決めました。
私なりの梟書茶房の使い方
小説やノンフィクションなど、1回の来店で1冊読み切るのは無理…。
ということで、本を目当てに来店したときには
- いろんな本の中から気になる本の冒頭を読み、購入する本を決める
- 気になってるけれどお値段が高い or 何度も読み返すかわからず、購入を躊躇している本をまずこちらで読んでみる
かなと考えました。
そして今回はこの2冊を読みました。
After the Thaw 雪解けのあとに / 米田知子
未来ちゃん / 川島小鳥
そう、写真集!
写真集って高いし、店頭では中が見られないものも多いので、なかなか買おう!と思うところまでいかないんですよね…。
梟書茶房は、写真集や画集などが何冊もあったので、まずはここで観てみよう、という使い方はアリだな~と思いました。
住みたい…けど無理なので、ちょくちょく行きたい梟書茶房
本のセレクトとかたまらない。おしゃれだけど、なんか敷居が低くて行きやすい(ドトールが運営しているからかもしれません)。
そんな最高のブックカフェに出逢ってしまいました!
本好きな方はもちろん、スタバよりドトール!という方も一度行ってみてください!!
※店内で撮影した写真のブログ掲載について、念のためお店の方に確認をとりました。