足の裏のほくろは癌の可能性がある
テレビやネットでそのようなことを聞いた・読んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、私もなんとなくその情報を知っていて、足の裏のほくろを発見したときには「癌かもしれない…」と不安になりました。
なお、ここに書くことは素人の私の体験談なので、少しでも不安のある方は病院での診断をお勧めします。
※この記事では私のほくろの写真をアップします。きれいなものではないので…すみません。
足の裏のほくろは悪性腫瘍の可能性がある!?
足の裏にほくろを発見!!
数年前、足の裏にほくろを見つけました。形がいびつだったので「汚れかな?」と思ってごしごし洗ってみましたが落ちませんでした。
足の裏のほくろ=癌の可能性がある
どこで仕入れた情報かわかりませんが、ぼんやりとそんなことが頭にあり、その後たまにネットで調べていましたが、確かめるのが怖くて放置していました。しかし最近、一度しっかりと調べておこうと思い、皮膚科医やほくろを切除した方のブログなどをいくつか読みました。
皮膚科医の方や信頼できそうなサイトの情報でも、微妙に書かれていることが異なり、一概には言えないのですが…
- メラノーマという悪性腫瘍が存在する
- 日本人は足裏にメラノーマができることが多く、それがほくろに似ている
- 生まれつきのものはほとんど心配ない
ということがなんとなくわかりました。
また「切除して病理検査をしてみないと正確に判断できない」「ほくろがメラノーマに変化することもあるから切った方がいい」と言われ、切除手術を受けている方もいるようでした。
なお「ほくろがメラノーマに変化することもある」というのは、お医者さんによって意見は分かれているようです。
わかりやすかった皮膚科医の方のサイト
埼玉医科大学病院/病院ニュース/埼玉医科大学病院ニュース第35号
ただのほくろか、メラノーマの可能性があるか、まずは自分で判断してみる
自分でもできる簡単な見分け方がある
ほくろか、メラノーマの可能性があるか、見分ける基準があるようなので、まずはその情報から自分のほくろをまじまじと観察してみました。
こちらのサイトの見分け方で見ていきましょう。
特徴1 色に濃淡があり、形がいびつなもの
特徴2 直径が6mm以上のもの
特徴3 気づかないうちに出現したもの
この3つの特徴のようです。他にも見分け方はあるようですが、素人でも簡単にわかるのでまずはこの3つでチェックするといいと思います。
実際に私のほくろで見分けてみる ※ほくろの写真アリ
こちらが私の足の裏のほくろです(実物大ではないです)。
特徴1 色に濃淡があり、形がいびつなもの
濃淡は…どうでしょうか? ちょっとある気がします。また、形はいびつですね。
特徴2 直径が6mm以上のもの
定規でほくろを測る日が来るとは…。
4~5mmといったところでした。1~2mmなんて素人からすれば誤差のように感じてしまうので、不安はぬぐえません。
特徴3 気づかないうちに出現したもの
これは当てはまります。数年前に発見したので、大人になってからできたものですね。
ということで、特徴1・3が当てはまっています。これは病院に行った方がいいだろうと判断しました。
病院で足の裏のほくろを診てもらうことにした
病院に行くまでにやったこと
足の裏のほくろを切除した方、診察を受けた方のブログを漁りました。
切除した方で共通していたのは
麻酔がめちゃくちゃ痛い
ということ…。
それを考えただけで病院に行きたくなくなりました。
また、数日~1・2週間は歩くのが大変なようです。仕事や日常生活に支障が出そうですね。
多くの方が切除を勧められていて、私もたぶん取ることになるんだろうな~と思っていたので、麻酔のことが頭を離れませんでした。が、退職を控えていたので、この時期に診察して退職直後に手術というのが一番いいんだろうな…と考え、えいやっ!と病院に行きました。(ももくろの夏のバカ騒ぎ(ライブ)までには歩けるようにしておきたいという思いも…)
病院での診察と結果
診断結果はすぐに出た
近所の皮膚科に行きました。この際なので、他のほくろも見てもらおうと思い、受付の際に伝えました。物心ついた時にはあったので問題ないと思うのですが、腰のあたりに相当大きな色素沈着とほくろが複数かたまってあるので、ついでに、と。
そこは女性のお医者様もいるようで、診察室に呼ばれる前に「腰の部分もあるので、女性の医師の方がいいですか?」と聞かれましたが抵抗なかったので「どちらでも構いません」と早い方を希望しました。こういう配慮もしてもらえるのは嬉しいですね。
お医者様に事情を説明すると、すぐに高級そうなルーペのような機械で足の裏のほくろをチェック。これが噂のダーモスコピー!?(違うかもしれません)
数秒~十秒ほど見た後
「これはほくろですね」
と。メラノーマではなかったようです。
「皮膚の溝にも色がついているので、ただのほくろです」と説明されました。皮膚の溝?と思って帰宅後調べてみましたが、皮膚の溝・丘でもほくろか悪性腫瘍か判断できるようです。
手術は? 今後どうすればいい??
後はこちらからの質問攻めでした。これは私の場合なので、参考程度に…。
私:ほくろが癌になるという話を聞いたことがあるのですが?
医:ないとは言い切れませんが、今の状態を見ると99%ないと思います。交通事故にあう可能性より低いですよ。
私:癌になるのを防ぐために切除する人も多いように感じるのですが…。
医:心配であれば取ります。
私:え、こちらで取れるんですか? 大きな病院で取るのかと…。
医:ここで取れますよ。
私:数日間歩けないとかあるんですか?
医:いえ、大丈夫ですよ、歩けますよ。
私:手術しない場合、今後どうすればいいですか? たまにほくろの様子を見て異変があったらまた来ればいいですか?
医:異変があった時にはもう遅いです。
私: …
ということで「検討し、切除する場合にはまた来ます」ということになりました。
なお、2箇所のほくろを確認してもらいましたが、保険診療だったので費用は千円前後だったと思います。
最後に
ほくろを切除するかどうかは先延ばしにしている状況ですが(麻酔が怖すぎる)、ただのほくろだったことがわかり不安がだいぶ減りました。
足の裏のほくろが不安な方は一度病院で診断してもらうことをお勧めします。