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アラフォー女子大生キャリアカウンセラー日記

心理学を学んだり、キャリアカウンセリングしたり、ポスクロやったりしてます。

心えぐる漫画2作品~2017年2月の鑑賞記録~

ゲームばかりやっていてほとんど本を読んでいない今日この頃…。

2月も漫画を含めて7冊という少ない読書量でしたが、良作ばかり!! どれをピックアップするか迷うな…。

2017年2月に読んだ本からピックアップ

春の呪い / 小西 明日翔

 

妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった。
妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになる。
夏美は交際を承諾する条件として、冬吾に、春と二人で行った場所へ自分を連れて行くよう提示した。
そうして、妹の心を奪った男と夏美の季節は巡り始める――。

春の呪い - 無料マンガサイト pixivコミック

 

表紙も、タイトルも、あらすじも…、全部暗い要素しかない!! でも話題になっているし、2巻で完結なのでハードルも低かったので買ってみました。

結果、1巻の最後の方でズドーーーんとやられました。

主人公の夏美は家庭環境が複雑な中、唯一の家族と思い妹の春を大事にしていたけれど、春は冬吾と婚約してしまう。そして死ぬ間際にも冬吾の名前を呼ぶ春…。春の死後、夏美は春に対する複雑な愛情を抱えたまま、冬吾と期間限定で付き合うことになる…。

そして複雑な感情を抱えているのは冬吾も同じで、期間限定の恋人が終わった直後、夏美は今まで自分の辛さしか考えて来なかったことに気付く…。これが1巻のラストです。

ここで一気に冬吾さんに持っていかれました。冬吾さんのあのまっすぐなところ、そして浮世離れした天然さが、この漫画のポイントなんじゃないかと感じています。

そして2巻では、春の呪いも知ることになります…。朗らかで優しい春が…あんなことを思うなんて…。1巻とはまた違った感じで人の思いの強さ、恐ろしさを知ることになります。たった2巻でここまでガツンガツン盛り込んできますか!?

最後も微妙な気持ちで読み終えました。この苦しさ、切なさはなんだろう…。後味の悪い物語が好きな方は、はまってしまうんじゃないでしょうか。いや、悪い終わり方ではないのですが、複雑な感情を残したままのラストなんですよ。

この漫画、実写化しそうな予感…。

 

pixivで2話まで無料で読めます(2017/3/20現在)

comic.pixiv.net

 

 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ / 永田 カビ

高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々。
そんな自分を解き放つために選んだ手段が、
レズビアン風俗」で抱きしめられることだった──
自身を極限まで見つめ突破口を開いた、赤裸々すぎる実録マンガ。
pixiv閲覧数480万超の話題作、全頁改稿・描き下ろしで書籍化。

■さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ | イースト・プレス

 

レズ風俗のレポが中心ではなく、作者の永田カビさんがさびしすぎてレズ風俗に行くまでの経緯も描かれています。

家族の何気ない一言、バイト先での心地よいひと時、居場所を作るために必死な日々…。少しずついろいろなことが溜まっていき、拒食・過食が始まり、仕事に行けなくなってしまう…。その後レズ風俗に行くまでの作者の心境や状況が、丁寧に分析的な視点も含め描かれています。

その分析的な部分が、心理学を学んでいる私にとってとても貴重な文献に感じられました。研究者の見解や理論を読む機会はあっても、実際に辛い思いをされた方の冷静な話を読んだり聞いたりする機会はほとんどありません。心理学を学んでいる方、また同じように辛い思いを抱えて日々過ごされている方にもおすすめできる漫画です。

 

ダイジェスト版がこちらで読めます

matogrosso.jp

 

 

2017年2月に読んだ本 

2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:399
ナイス数:25

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポさびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ感想
わーわーわーと、なる漫画。漫画だけど文字数多め。作者の胸のうちがわーっと書き綴られた漫画。あー、こういう人もいるんだなぁ…と衝撃だった。自分はこんなこと考えたことないから、ここまで文字にしてもらえて良かった。似たような辛さを抱えた人が読むといいんじゃないかな…どうなんだろう。レズ風俗のレポというより、レズ風俗にたどり着くまで、そしてその後の変化について。
読了日:02月25日 著者:永田カビ


人形館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)人形館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)感想
あれこれ推理してみたけど…予想外の展開きたー!こういう展開にはならないだろうと外してたやつが来てしまった感じ。館シリーズはほんと大好物。
読了日:02月21日 著者:綾辻行人


さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで (文春e-book)さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで (文春e-book)感想
前作の続き(村を出るまで)が気になっていたので、続きと知り即購入しました。高等部や大学部は学校に通うわけではないんですね〜。絵も可愛いですし、たまにふさおさん(作者の旦那さん)が「それって洗脳だよね」とツッコミを入れるのが好きです。中等部時代、好きな本を読めないのは、辛いですね。
読了日:02月18日 著者:高田かや


春の呪い: 2 (ZERO-SUMコミックス)春の呪い: 2 (ZERO-SUMコミックス)感想
もっといろいろ畳み掛けてくるかと思っていたのでちょっと拍子抜け。でも春の呪いはちょっとゾッとした。姉より…恋人…か…。そして色々なものを捨てていくふたり。後悔するときがやってくるのだろうか…?
読了日:02月16日 著者:小西 明日翔


春の呪い: 1 (ZERO-SUMコミックス)春の呪い: 1 (ZERO-SUMコミックス)感想
静かな漫画。淡々と。なのにえぐられる。ふたりの不思議な関係を思い返しているシーンで涙がボロボロこぼれた。辛いのに会いたい、そんな冬吾の思いをズタズタにしていたことに気付いた夏美。そして春のSNSが見つかり…。春夏冬はいて秋がいないなーと思っていたら、SNSがアキだった!
読了日:02月15日 著者:小西 明日翔


笑う英会話笑う英会話感想
私も例文などから色々妄想するのが好きなので楽しめました。イラストと一言ツッコミがなんとも…。想像を掻き立てらる例文ばかりでした。我が家にヤクザが住み着いたり、マフィアにポカポカ殴られたり、数軒先に不気味な男が住んでいたら…なかなかすごい状況ばかりで…。
読了日:02月11日 著者:草下シンヤ,北園大園


子どもの育ちを支える教育心理学入門子どもの育ちを支える教育心理学入門感想
アタッチメント、道徳性の発達、自我同一性、学級集団、学習の基礎理論、記憶、教育評価、発達障害、教育法など、教育心理学の基礎が広く扱われています。初めて知ることも多く、ここからさらに勉強を深めたいと思いました。
読了日:02月10日 著者:

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