プレゼントは相手のことを考えて選ぶのが理想だとは思いますが、じゃあまず何を…?というところからスタートすると、選択肢が無限にあって、優柔不断な私は何日あっても決められません。ということで、ここ最近は、自分が好きなものの中から選ぶことにしています。
プレゼントは自分が好きなものを選ぶ
私が好きなもの…ということで…
万年筆をあげることもありますが、お値段が結構高い…。親しい友人の誕生日や卒業祝い、就職祝いなど、ここぞというときくらいですね。
万年筆以外の文房具もたまにプレゼントします。手頃なものからオーダーメイドまでいろいろ選べるので、様々なシーンで選ぶことができます。
そして、プレゼントとしてここ数年一番重宝しているのが、本。
本屋さんに行って、相手のことを考えながら店内を回る…。相手の趣味や好きなもの等のキーワードをもとにオンラインショップで検索する…。値段もお手頃ですし、もうちょっと金額をかけたいと思った場合には、複数冊プレゼントするという手も。
自分が読んでよかった本をプレゼント、というのもいいですが、私はあまりやりません。自分がまだ出会っていない本や珍しい本を探すのが好きだからかもしれません。
『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』をプレゼントしました(読んでないけど)
今回は、退職される協力会社の方へのプレゼント本を探しました。独身男性でクールっぽいけど、実は猫とか飼ったらメロメロになるんじゃない?ということで、猫の本に決めました。私自身猫好きなので、周囲に猫好きを増やしたいという狙いもアリ。
猫の写真集と迷ったのですが、最終的にはこちらにしました。
『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』という短編集です。猫の写真でメロメロにさせるのもいいのですが、ここは泣かせて「猫…飼いたい…」と思っていただきましょう。
『悲しみの底で猫が教えてくれたこと』は、多くの書店員さんの涙と共感を集めた。奇妙な猫との出会いを通して、4つのストーリーが進んでいく。最後まで読むと、それぞれが独立しながら、一つの大きな物語へと紡がれていく。そんな本書が発売から2か月足らずで5万部を売り上げたのには、理由がある。読み終わると大切な人を思い出すのだ。遠く離れている家族、仲たがいをしてしまった友人、厳しかった恩師、そんな誰かの顔を思い出して、思わず涙が溢れだす。この本はあなたの心の毒を洗い流し、きっとスッキリさせてくれるに違いない。
『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』思いっきり泣いた後、本当の幸せに気づく物語 - 朝日新聞デジタル&w
こちらの本、一切読んでいないし、amazonや読書メーターのレビューすらチェックしませんでした。さっきレビューをちらっと見たら、目新しさがないとか陳腐とか、そんな言葉が目に入ってきましたが、いいのです。物語に感動させるためではなく、猫を愛おしく思わせるためのプレゼントなのです。
読んでないけど。
神保町にゃんこ堂で買いました
猫好きには有名な本屋さん、にゃんこ堂。店内の本の7~8割は猫の本。雑貨もあります。猫のイラストのカバーをかけていただきました。
そして、買わないつもりだったのに、今回も買ってしまった、ポストカード。行くと必ず新作(?)が入荷しているので、ついつい…。次回来た時にはなくなってるかもしれないし~!と…。
読まれなくてもいい、選ぶのが楽しい
本を読まない人もいるし、趣味と合わない場合もあるんじゃ…?と言われることもありますが、他のものだってそうだしな~と思っています。
何より、自分が好きなものなので、選ぶのが楽しい…。自己中かもしれませんが…。
ちなみに「こないだプレゼントしたあの本読んだ!?」とは一回も聞いたことありません。積読本が数え切れないほどある私なので、読まない・読めないときの気持ちは嫌ってほどわかりますから。